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Archive for 2023年 2月

かんざし、さくらんぼ、桜桃

2023年 2月 23日 木曜日

2023,かんざし(さくらんぼ)副題:かんざし、桜桃(さくらんぼ)
材:一位

大分前、私が飛騨一位一刀彫協同組合理事長の時に高山商工会議所主導で「かんざしプロジェクト」があり、若手職人たちと共に参加しました。
その中で私は2本だけ作成しました。
「ほおずき(透かし)」とこの「桜桃(さくらんぼ)」です。
どちらも一本の木から彫り出して動きがある形にしました。
「ほおずき(透かし)」は以前から長い付き合いのある東京のH様に青山の展示会の時にお買い上げいただきました。
「桜桃(さくらんぼ)」のかんざしは記念として店には出さず、とっておきました。
そのかんざしをネットでご覧になって大阪のM様にお買い上げいただくことになりました。箱に閉じ込めておくより良いと判断しました。
今後、作るとしても目が遠くなり、ここまで細かく彫れるか?そんなことを考えるとさみしいですが職人としてお買い上げいただける事が一番の喜びです。感謝!!

 

 

一位一刀彫, 木彫, 静物

干支、龍

2023年 2月 16日 木曜日

2023,龍1副題:干支(龍)
材:一位

やっぱり、2月は暖かくなったり、寒くなったりで体調の維持が難しいです。
前回は昇龍の新しいデザインを模索しているのをご紹介しましたが、今回は干支としての基本形になると思う作品をご紹介します。
通常の干支の(小)、(中)、(大)はこのデザインのような感じになると思います。
これは(大)ですが(小)は口が空いてない形になると思います。
それでも他の干支と比べると作るのに時間がかかります。
手を抜くのではなく、格好いいデザインができないか?もう少し考えてみます。
皆様も体調を崩さないように気をつけて下さい。

 

 

一位一刀彫, 動物, 木彫 ,

干支、龍、昇龍

2023年 2月 9日 木曜日

2023,昇龍1副題:昇龍
材:一位

立春になり、少しずつ春の気配がしてきました。
これから、寒暖を繰り返して、ゆっくりと進んで行くでしょう。
と、いう事で、私もゆっくりと進んで行きます。
滅茶苦茶早いですが、来年の干支(龍)は屋台彫刻にもあり、題材としては大変面白いものです。
ただ、干支として考えると他の干支と比べて、あまりにも大きさ、価格に差をつける訳にはいきません。
一般的な干支(龍)は少し置いといて、昇龍の手頃なのはできないかと考えて、試作してみました。彫っていて面白いのですが価格を考えると大変、難しいです。
もう少し、考えてみます。

 

 

一位一刀彫, 動物, 木彫 ,

蛙、音楽隊

2023年 2月 2日 木曜日

2023,カエル音楽隊副題:カエル音楽隊
材:一位

長く彫刻に携わっていると面白いのでは?と、思って新しく作ってみると受け入れてもらえない作品も数多くあります。
今回はそんな失敗作をご紹介します。
大分前に彫ったカエル音楽隊もその一つです。
最初に葉っぱを琵琶に見立てて歌う姿を彫ってみたら、結構、面白いと思えたので縦笛、横笛を吹くカエルも追加して彫ってみました。
価格もあるでしょうが、今だ、店で音楽を奏でています。
これに負けず、まだまだ新しい題材にチャレンジします。
と、言ってるのに令和5年も1か月が経ったのに新作に向かっていません。
今年はゆっくり少しずつ進もうと思います。

 

 

一位一刀彫, 動物, 木彫 ,