大黒天
作成日時:2014年2月6日
前々回、載せた七福神の内の福禄寿、布袋に続く大黒天です。
普通、大黒天は米俵の上に乗っている形ですが七福神の中ではバランスが悪く、勝手にこの形にしました。 単独で作る場合はやはり米俵の上に乗っている形の方が良いと思います。が、これはこれでどうでしょうか?
それにしても今年の天気は変ですね。
60年生きてきて2月3日の節分の日に雨が降ったのは初めてです。そして、昨日からは最高気温がマイナスの真冬日になっています。本当にとまどっています。
身体が気温に付いて行けず、その上、節分の七福神の準備、本番、後片付けと続いてガタガタです。
せっかくですので七福神の仮装をした有志です。
残念ながら私は事業委員で仮装できません。
良く見るとあまり見たい画像ではありませんネ。
しかしながら、七福神の皆様は二万歩以上歩いていただきました。ご苦労様でした。来年はどうなるやら?
ニ福神、大黒天、恵比寿天
作成日時:2013年3月14日
副題:ニ福神21㎝
高さ(本体):21㎝ 材:一位
台の横:40㎝
これは山形県のS様にご依頼を受け彫ったニ福神です。
なかなか一位の木では大きさがとれず、この大きさが精一杯です。
ただ、S様はこのブログの過去の写真だけでご注文いただきました。昔では考えられない出来事です。それで精一杯の大きさで作り黒檀の台に乗せてお見せしたところ台は共木の方が良いということで一位の材を探すことになりました。これが大変で今日やっとで発送することができそうです。
また、左の大黒天は最初に作った大黒天です。
どこが違うかといえばあごひげがあり、S様は大黒天はひげが無い方が良いということでとりました。このようにいろいろご要望に対応いたしますので皆様もどうぞよろしく!!宣伝です。S様ごめんなさい。
長くなりましたが前回ご案内した飛騨高山映像祭のCM部門のT高校の「新しきを磨いて伝統を守る~飛騨高山 一位一刀彫~」は惜しくも準大賞でした。それにしてもすごいです。私も30秒の半分近くでてました。ホント、恥ずかしいですよ。写真や映像は年はごまかせません。会場から逃げて帰ってきました。
T高校の皆様、一位一刀彫をとりあげてくれて本当にありがとうございました。
大黒天
作成日時:2013年1月10日
まだ平成25年が始まったばかりですので、縁起の良い大黒天を載せてみました。
これは長いお付き合いのある神奈川県のS様のご依頼にて彫ったものです。
大黒天は真四角の材料がいるのでなかなか大きなものが作れません。一位材では無理だとお伝えしたところ、どんな材料でもいいからできるだけ大きな作品と、いうことで桂材にて彫りました。
桂の木も年々良材が減ってきて大きな作品を作るのが難しくなってきました。できるだけお客様のご依頼には答えたいのですが、・・・材料だけはどうにもなりません。一位材だけでなくすべての国内産の良材を購入するのが大変になってきました。
いろんな問題が山積みの職場ですが「なんとかなる。」をモットーにして進みます。
話はかわって、年賀状をたくさんありがとうございました。素敵な版画の年賀状も何枚かございました。私も昔は版画の年賀状を送っていたのですが、自分の時間の無駄遣いのためパソコン印刷になりました。ですから、版画の年賀状を見ると素直に「いいなあ!」と思います。どうもありがとうございました。