観音菩薩像、飛騨の匠展
(投稿日:)
これは少し前に勉強会で彫った雲上観音菩薩像と同じデザインの彫刻です。
沖縄県のO様に勉強会のは黒い節があり、きれいな作品が欲しいので新しく彫ってほしいとの依頼で作ったものです。が、木取りの段階ではなんの問題もなかったのですが彫ってみたらスベのような黒い模様が出てしまいました。表面に蜜ロウワックスを塗るとそれが目立ってしまいました。
仏像という事を考えるとこれは×かも知れません・・・。
ただ、言い訳に聞こえるかもしれませんが欧米の方は木節とか色の違いとかは全然、気になさらないです。また、飛騨の家具とかでもわざわざ木節のある木を使って作ってもいます。
木の状態よりもそのものの本質が良ければ問題はないのですが、私の力がそこに達していないだけかも知れません。
円空彫でもそうですが材質を選ばずに彫り、その形、気持ちが伝わるような作品が出来れば最高ですネ。
まだまだ、道は長そうです。ただ、お盆の時期には仏様に関するお尋ねやご依頼が多くなります。なんとか、対応したいのですが本当に奥が深いです。
また、8/22~9/27まで飛騨・世界生活文化センターで飛騨木工連合会が主になって、「飛騨の匠展」が開催されます。一位一刀彫組合も後援しています。飛騨の匠のルーツなど興味のある方は是非ご覧ください。相当頑張って展示してあります。
