童

(投稿日:)
この作品は、大阪のK様から陶器の童に似た木彫の作品を依頼され彫ったものです。
わざわざ大阪からこのためだけに来店され依頼されました。このような題材は、思った以上に大変なことはわかっていましたが、その思いが深いことはお話からも伝わってきました。できるだけのことはやってみますと返事をして、まず粘土で作ってみて写真を送り了解をうけて作ったのがこの作品です。
K様の思いにどこまで応えられたのか・・・。この勉強の機会を与えて下さったK様にただただ感謝です。
話は変わりますが、先日、京都の大学の素敵な女学生2人が伝統工芸の一位一刀彫の研究調査のため来店されました。どのようなきっかけであっても、一位一刀彫の実態を知っていただき、少しでも興味を持っていただければうれしいです。
融通のきかない、固くなりかけている私たち作り手と新しい顧客の橋渡しになっていただけたら、もっとうれしいです。 -ダブルTさんがんばってまとめてください。ー