一英オリジナル作品


30年以上彫刻にたずさわっていますと、今までの作品(長く続いているものは素敵なものが多いですが)だけではもの足りず、いろいろなものにチャレンジしております。
遊びが入っているものも多々ありますが、新旧とりまぜてご紹介します。
うさぎと亀
作成日時:2009年3月19日
細長い木があったので、遊んでみました。
亀のこつこつ、じっくり歩く姿も好きですが(私の性格はどちらかというとこっちです。)、うさぎの瞬発力にもあこがれます。
勝ち負けということではなく、ふっと、こんな物語もあったなと思い出せるような、のんびりとした作品を作りたいです。
手長・足長
作成日時:2009年3月12日
副題:鈴木彫刻の看板の手長・足長
高さ:120㎝ 材:一位(丸太)
晴れた日には鈴木彫刻の店の前でお客様をお待ちしております。
高山祭の手長・足長は一つ一つ独立していますが、一組としてデザインしました。
一組として考えるとしたら、諏訪湖伝説にあるように肩車の形が良いとは思いましたが、高くなりますので、このデザインにしました。
後からの語呂合わせみたいですが、一番良い店ですよ、どうぞお入りくださいと言っているつもりです。
皆さんが触って下さるものですから、大分黒くなってきましたが、当店に見えましたら是非触っていって下さい。 何か、いいことあるかも?
一位仏
作成日時:2009年3月5日
小品です。
私は、仏像をしっかりと勉強していません。置物としての観音像を彫る程度です。
ただ、彫っていて、見ていて、ほんのりと落ち着けるような感じを欲する時があります。
そこまでは無理ですが、彫っていて楽しかったです。
本来の木彫の木取りとは逆に、白太をバックにしました。
邪道かも知れませんが、一位木の白太はとても素敵です。
使ってやらなければという気持ちになりました。