根付、籠の渡し
作成日時:2019年8月15日
八月に入っての異常気象?に身体がついていけません。
皆様に被害がなければ良いのですが・・・
暑くて体力のいる作品にはむかう気になれず、小さな根付を彫ってみました。
高山に昔からある題材の籠の渡しです。
高所恐怖症の私にはこんな籠で川を渡るなんて考えられませんが・・・
ただ、機械化されていない自然の中の手作りの道具にはとても惹かれます。
この頃、今の時代より昔の出来事、道具、自然などの楽しい事を思い出すことが多くなってきました。
お盆の時期だからでしょうか?
単に齢をとっただけかな? 皆様、残暑というには酷な天気ですがお身体をお大事にしてください。自分にも言い聞かせています。
根付、龍
作成日時:2018年9月13日
副題:根付(丸龍)
材:一位
東京都の方から2010年に彫った龍の根付(丸形)のブログを見て、同じようなものが作れないかとのお問い合わせがありました。
8年前に作ったものですので、ほぼ忘れていたのですが作ってみると同じようなものになりました。
どこか頭の片隅に残っているのですかね?
それだけ成長してないという事かも知れません。
天候不順な毎日ですが10日の月曜日には10月19日から始まる伝産協会主催のJTCW2018(japan traditional crafts week 2018)の打ち合わせで東京・青山の青山スクエアに行ってきました。なんと、高速バスで日帰りです。年寄りにはツライ!!
詳細が決まったら掲載しますので是非、見に来て下さい。土・日には実演・体験コーナーもあります。
また、昨日は組合の年間行事の一つ「彫祖供養」の法要を城山・春日平にある石碑の前で開催しました。
いろんな行事もありますが展示会に出す作品も作らなければ・・・
今、一杯!一杯!です。酒なら良いのですが・・・
寅根付
作成日時:2015年8月13日
国分寺の百日紅の木が気候に関係なく、お盆には赤い花を咲かせます。
結構、スゴイ色をしているのですがお盆、お寺には似合っているような気がします。そして、昼には蝉の鳴き声、夏が真っ盛りの感です。
そして、年々身体にはダメージが残ります。3時過ぎには集中力が欠けてきます。甘えとわかっていても無理が利かない齢になってきたのかな・・・と、思ってしまいます。
言い訳をはじめにして、ご推察通り小さな、体力を使わない作品をご紹介します。(決して、簡単でサッと彫れるものではないですよ!)
干支の根付は店に置いてあるのですが馬、寅、牛などは全体の立体像では手間がかかりすぎて、一般的な価格では彫れません。ですから、当店では頭部のレリーフ的なものにしています。ただ、それも他と比べると手間がかかるので品切れ状態です。
神奈川県のK様に寅はどんなのができるのか・・・という問い合わせがあり、考えてみます、と言ってからずいぶん月日が経ってしまいました。この機会に作ってみた次第です。が、難しいですネ。これからは簡単に考えてみます。という言葉を使うのは考えものです。訳が分からなくなってきました。これも暑さのせいです。