根付、龍
作成日時:2018年9月13日
副題:根付(丸龍)
材:一位
東京都の方から2010年に彫った龍の根付(丸形)のブログを見て、同じようなものが作れないかとのお問い合わせがありました。
8年前に作ったものですので、ほぼ忘れていたのですが作ってみると同じようなものになりました。
どこか頭の片隅に残っているのですかね?
それだけ成長してないという事かも知れません。
天候不順な毎日ですが10日の月曜日には10月19日から始まる伝産協会主催のJTCW2018(japan traditional crafts week 2018)の打ち合わせで東京・青山の青山スクエアに行ってきました。なんと、高速バスで日帰りです。年寄りにはツライ!!
詳細が決まったら掲載しますので是非、見に来て下さい。土・日には実演・体験コーナーもあります。
また、昨日は組合の年間行事の一つ「彫祖供養」の法要を城山・春日平にある石碑の前で開催しました。
いろんな行事もありますが展示会に出す作品も作らなければ・・・
今、一杯!一杯!です。酒なら良いのですが・・・
寅根付
作成日時:2015年8月13日
国分寺の百日紅の木が気候に関係なく、お盆には赤い花を咲かせます。
結構、スゴイ色をしているのですがお盆、お寺には似合っているような気がします。そして、昼には蝉の鳴き声、夏が真っ盛りの感です。
そして、年々身体にはダメージが残ります。3時過ぎには集中力が欠けてきます。甘えとわかっていても無理が利かない齢になってきたのかな・・・と、思ってしまいます。
言い訳をはじめにして、ご推察通り小さな、体力を使わない作品をご紹介します。(決して、簡単でサッと彫れるものではないですよ!)
干支の根付は店に置いてあるのですが馬、寅、牛などは全体の立体像では手間がかかりすぎて、一般的な価格では彫れません。ですから、当店では頭部のレリーフ的なものにしています。ただ、それも他と比べると手間がかかるので品切れ状態です。
神奈川県のK様に寅はどんなのができるのか・・・という問い合わせがあり、考えてみます、と言ってからずいぶん月日が経ってしまいました。この機会に作ってみた次第です。が、難しいですネ。これからは簡単に考えてみます。という言葉を使うのは考えものです。訳が分からなくなってきました。これも暑さのせいです。
根付(徳利・酒樽)
作成日時:2013年8月1日
副題:根付(特注徳利、酒樽)
大きさ:3から3,5㎝ 材:一位
これは画像が悪いですが徳利と酒樽の根付です。
市内の〇〇玉の銘柄で有名な老舗のH酒造の社長から頼まれて彫ったものです。白太の部分に銘柄が彫ってあります。ありがたいお話なのですが、これが結構大変なのです。特殊な形(実際の形に合わせて)+特殊な文字(実際のロゴに合わせて)+採算性、の難しさがあります。
それでも遊び心のある依頼者がみえるということは作り手にとってとてもうれしいです。今の世の中、遊び心が少なくなってきているように思います。ハンドルと一緒で遊び部分が必要だと思うのですが・・・そういう自分も時間に追われていることが多くなりました。アカンですネ。
時間に追われている証拠に今日から八月ということにびっくりしている自分がいます。時間とうまく遊べる大人になるのが目標です。