真向兎(まっこううさぎ)
作成日時:2023年3月16日
今までにも載せたことがありますが高山陣屋の釘隠しの「真向兎」のブローチです。
以前にも、書きましたが江戸時代に釘隠しとして「真向兎」を考えた職人さんは素晴らしいです。
正面からのデザインは大変面白いです。
今年はうさぎ年ということもあり、観光業に携わっておられる方から「真向兎」のブローチの依頼を受けました。
高山陣屋の「真向兎」はデザインは面白いのですが、顔は結構、怖い顔をしています。
可愛らしくて、小さな「真向兎」をお願いされましたが、これが実に難しいです。
高山陣屋の「真向兎」とは全く別なものになってしまっては意味がないのでは・・・
試行錯誤をしています。
真向兎、高山桜散歩
作成日時:2019年4月25日
副題:真向兎(ブローチ)
材:一位
これは以前にも載せたことのある「高山陣屋」の釘隠しの真向兎のブローチです。
「左」は白太の入った通常のブローチです。
「右」はもう少し丸くて白太の入っていない、とぼけた顔の真向兎というご依頼で作成したものです。
簡単そうで意外と難しい題材、ご依頼です。気に入っていただけたらうれしいのですが・・・
先日の日曜日の朝に散歩がてら市内の桜巡りをしてみました。
「左上」赤い中橋のふもとの基準木の桜です。
「右上」国分寺の旧国道側から見た桜と三重塔です。
「左下」「右下」は護国神社の桜と堀です。
桜が散ると花筏が素敵な堀です。
ただ、今はどこも葉桜になりかけています。残念!
私はというと昨日、一刀彫組合の材料分けがあり、身体がガタガタです。
葉桜どころではありません。花筏も見ていません。トホホ・・
真向兎
作成日時:2018年2月22日
副題:真向兎三羽ブローチ
材:一位
以前にも高山陣屋の釘隠しのブローチを載せましたが、今回は特別に三羽の真向兎のブローチを作りました。
少しくどいかもしれません?が実物はそうでもない?と思うのですが・・・
いくつか彫っているともう少し良いのを、あるいはもうちょっと変わった形をというようにきりがなくなります。
大きい、小さいにかかわらず、人間の欲は深いです。
これが過ぎると本来の持ち味が消えてしまいます。どこでおさめるか?難しいですね・・
朝晩はまだまだ寒いですが大分、春らしい光が出てきました。
本当の春が待ち遠しいです。